水を飲むより、食べて水分をとるのが基本です。

野生の犬や猫は、獲物の肉や体液から、食事と一緒に水分をとってきました。水飲み場で喉の渇きを癒すのは、人と暮らすようになってから身についた、いわば後からの習慣です。本来は、食べることと水をとることがひとつでした。

自然に近い生の食事には、約70%の水分が含まれています。いっぽう、ドライフードに含まれる水分はおよそ10%。本来なら食事から摂れていたはずの水分が、ドライフードではほとんど抜け落ちてしまいます。

食事に含まれる水分には、自然のミネラルなどが溶け込んでいます。単なるの水とは、中身が違うのです。

では、ミネラルの入った水を飲ませればいいのでしょうか。たとえばミネラルウォーターは、品質表示ガイドライン上の品名にすぎません。地下水などを原水にしていれば名乗れる名前で、ミネラルの含有量を保証する言葉ではないのです。つまり「ミネラルウォーター」という名前と、実際にどれだけミネラルが入っているかは、別の話です。

水分も栄養も、食事からまとめて摂るのが自然な形です。

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